コラム
【おおたかの森の歯医者】子どもの矯正は何歳からがおすすめ？

こんにちは。
流山おおたかの森駅・おおたかの森駅の東口より徒歩3分の歯医者【ほんだ歯科医院おおたかの森】です。

お子さんの「歯並び」や「かみ合わせ」が気になっていませんか。
特に、小児矯正は、どのタイミングで始めるべきか悩む方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「早い方がいい」と聞くけれど、本当にそうなのか、子どもの矯正治療はどの時期がベストなのかを解説します。

子どもの矯正は何歳から始めるべき？

子どもが矯正治療を始める時期は、成長と歯の生えかわりに大きく関係しています。
小児矯正を始めるのに適切とされている時期は、一般的に7歳から8歳ごろです。
この時期は、乳歯から永久歯への生えかわりが進み、歯並びやかみ合わせに関する問題が明確に現れやすくなる時期です。
また、この時期はお子さんの顎の成長が活発なため、矯正を早期に始めることで、顎の発達をうまく誘導し、歯並びを整えることができる場合があります。
成長期に合わせた治療が可能なため、将来的に、より複雑な治療が必要になるリスクを軽減することができるのです。

小児矯正の最適な時期は個人差がありますので、実際に診察や検査を行った上でお一人お一人に合った時期を診断することになりますが、早期に矯正治療を開始することは、将来の歯並びやかみ合わせの健康を守るために非常に重要です。

小児矯正の目的

小児矯正の目的は、ただ単に歯並びやかみ合わせの見た目を整えることだけではありません。
すこやかな成長をサポートすることを目的としています。
中でも、顎の適切な発育を促すことも、重要なポイントです。
特に、顎の骨格に問題がある場合、そのまま放置すると、後々、顎を大きく動かす治療（抜歯や外科手術）が必要になることがあります。
しかし、矯正治療を早期に始めることで、顎の成長を促し、将来的に本格的な矯正を行う際の負担の軽減をめざすことができるのです。

小児矯正のメリット

小児矯正の代表的なメリットを3つ紹介します。

▪将来の歯並びやかみ合わせのための予防的な治療：小児矯正には、将来の歯並びやかみ合わせの問題を未然に防ぐための土台づくりの役割があります。

▪成長を利用して治療：身体の成長過程を活かして、顎や歯を適切な位置に導くための治療を行います。将来的に、大人の本格的な矯正治療をスムーズに進めやすくするためでもあります。

▪治療の負担を軽減できる可能性：早期に問題を発見し治療を始めることで、大がかりな治療が必要にならないよう治療内容の軽減をめざせるように図ります。

小児矯正の治療方法

小児矯正の大まかなスケジュールを紹介します。

一期治療

一期治療は、永久歯が生えそろう前の成長期の子どもに行う矯正治療です。
この段階では、顎の成長を促進するために、矯正装置を使って顎や歯の位置を調整します。特に、顎の骨の発育を助けるために、矯正装置を使用することで、後の治療をシンプルにすることをめざします。

二期治療

二期治療は、永久歯がほぼ生え揃った後に行う矯正治療です。
これには、ワイヤーやブラケットを使用して歯を正しい位置に移動させます。
一期治療で顎の成長が整った後に行う本格的な矯正治療で、大人が行う成人矯正と進め方はほぼ同様です。

子どもの矯正装置の種類と選び方

小児矯正で使用される矯正装置には、いくつかの種類があります。
それぞれの装置は、治療の目的や子どもの成長段階に応じて選ばれます。

固定式装置（ワイヤー矯正など）

固定式装置は、お子さんが自分で取り外せない装置です。
これには、ワイヤーやブラケットを使用する装置が含まれます。
固定式装置は、矯正の効果を的確に得やすいため、歯並びの乱れが大きいケースや1本だけ効率的に歯を動かしたい場合などに使われることが多い方法です。

取り外しのできる装置（床矯正など）

取り外しのできる装置は、歯科医院で調整された後、お子さんが自分で外したり着けたりする装置です。
この装置は、軽度な歯並びの問題に使用されることが多く、特に歯の位置を少しだけ調整する場合に有効です。
食事や歯磨きの際には取り外せるので便利です。

目立ちにくい装置（マウスピース型矯正装置など）

お子さんが目立ちにくい装置を希望する場合や、目立つ矯正装置に抵抗がある場合におすすめです。
この装置は、透明なマウスピースを使用して歯を動かします。
適切に装着すれば、比較的目立たずに矯正を進めることができます。

治療方法や装置はお子さんの状態によって異なるため、歯科医師と相談して適切な方法を選択することが重要です。

おおたかの森でのお子さんの矯正治療なら当院にご相談を

5歳～14歳で矯正歯科の経験がある子どもの割合は、男子でおよそ9％、女子でおよそ21％に及び、男子の場合は5人に一人、女子の場合は5人に一人は矯正治療を受けていることがわかります。
参照：厚生労働省「令和4年 歯科疾患実態調査結果の概要」p33 表26より算出 >

 
一般的に、矯正治療は早期に始めるほど、顎の成長を活かし、負担を軽減しながら歯並びを整える選択肢が増える傾向があります。
矯正治療を行う最適なタイミングややり方は、個々によって異なりますが、当院では、お子さんお一人お一人に合わせた治療法を提供し、将来の健康な歯並びとかみ合わせをサポートします。
お子さんの未来のために、お子さんの歯並びに不安を感じたら、お早めに小児歯科へご相談ください。
 

おおたかの森にある【ほんだ歯科医院おおたかの森】では、矯正治療を専門とする歯科医師による治療を行っております。
東武野田線「流山おおたかの森」駅下車・つくばエクスプレス「おおたかの森」駅の東口から徒歩3分のところにあり、駐車場も5台分完備している通いやすい歯科医院です。

※矯正歯科治療は、公的医療保険適用外の自費（自由）診療となります
※マウスピース型矯正装置は完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。装着時間が不足すると期待した効果が得られないことがあります。

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