インプラントとは
インプラントとは、失った歯を補うための義歯治療の1つです。歯を失った場所の顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、そこにセラミックなどの素材で作られた人工の歯を取り付けます。ご自身の歯に近い噛み心地や見た目が再現できることが、大きなメリットです。
ブリッジのように周りの歯に負担をかけたくない方、入れ歯が合わずにお困りの方にもおすすめです。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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10:00-14:30 | ● | ● | ● | / | ● | ☆ | ☆ | / |
17:00-20:30 | ● | ● | ● | / | ● | ★ | ★ | / |
平日最終受付:[午前]14:00まで [午後]20:00まで
土曜最終受付:[午前]14:00まで [午後]16:30まで
☆…11:00-14:30 ★…15:30-17:00
インプラントとは、失った歯を補うための義歯治療の1つです。歯を失った場所の顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、そこにセラミックなどの素材で作られた人工の歯を取り付けます。ご自身の歯に近い噛み心地や見た目が再現できることが、大きなメリットです。
ブリッジのように周りの歯に負担をかけたくない方、入れ歯が合わずにお困りの方にもおすすめです。
インプラントのメリットは、大きく分けて機能性・審美性の2つがあります。
インプラントのデメリットは、適応症例に限りがあること、治療時間、治療費用にあります。
インプラント治療が適用可能かを調べるために、お口の中や骨の状態を検査します。
デジタルレントゲン撮影
顎の骨量や骨の厚さが、人工歯根を支えられるだけ十分にあるかを調べます。
CT撮影
手術で傷つけることがないよう、必要な場合にはCT撮影を行い、神経や血管の位置、残存歯の状態を確認します。
検査の結果、むし歯や歯周病が見つかった場合は、そちらの治療を先に行います。また、顎の骨量が不足している場合は、再生治療も含めてご相談させていただきます。
インプラント治療が可能な状態になりましたら、手術日を決定します。手術は局所麻酔で行うため、日帰りで行うことが可能です。その他、手術に関するご不安や疑問などがありましたら、お気軽にご相談ください。
睡眠とお食事をしっかりとってご来院ください。手術前のお食事の制限は特にありません。1回目の手術では、人工歯根を顎の骨の中に埋入します。施術時間は、1本埋入する場合は45分程度、2本の場合は1時間程度です。局所麻酔などを適切に使用しますので、手術中の痛みはほとんどありません。
術後は激しい運動や入浴を避け、無理をせずにゆっくりお休みになってください。
人工歯根が顎の骨に定着したことが確認できたら、2回目の手術を行います。1回目の手術から2回目の手術までの期間は個人差がありますが、3~6ヶ月程度です。
2回目の手術では、人工歯を支えるための土台となるアバットメントを形成します。この場合も、麻酔を使用しますので手術中の痛みはほとんどありません。
インプラントは術後管理がとても重要ですので、定期検診は必ず受けるようにしましょう。
2回目の手術から3~4ヶ月後に人工歯を被せます(期間には個人差があります)。
人工歯の素材はセラミックやジルコニアが一般的ですが、患者さんのお口の状態、ご希望、ご予算など条件に合ったものをご提案いたします。
人工歯を入れ、かみ合わせを調整したらインプラントの治療は終了です。ここから、メンテナンスに移ります。
インプラントは、治療と同じくらいメンテナンスが重要です。メンテナンス次第で、インプラントの寿命は大きく変わります。とは言っても、特別な苦労やわずらわしさがある訳ではありません。ご自分の歯と同じように、適切な歯磨きを行い、定期的に歯科医院にて検診や歯石の除去を受けるようにしましょう。私たちも責任を持って、末永くメンテナンスをさせていただきます。
インプラントの大きなメリットは耐久性が良く、半永久的に使用できることです。ただし、それはメンテナンスを適切に行った場合に限ります。
インプラントは人工歯なのでむし歯になることはありませんが、インプラントを支える歯ぐきは常に歯周病のリスクがつきまといます。せっかく入れたインプラントを快適に、長期間使い続けるために、必ず定期的にメンテナンスを受けるようにしましょう。
インプラントがダメになってしまう理由でもっとも多いのがインプラント周囲炎です。天然の歯の歯周病と同じように、インプラントと歯ぐきの間に溜まった歯垢によって歯周組織が炎症を起こし、人工歯根を支える歯槽骨も溶かされ、いずれインプラントが抜け落ちてしまいます。
原因はおもに、歯磨きと、定期的なクリーニングでの通院が不十分だったことです。また、糖尿病などの全身疾患や喫煙習慣も、インプラント周囲炎を引き起こしたり、悪化させることがあります。
自覚症状がなくても、人工歯が破損していたり、人工歯根との接合部であるアバットメントがゆるんでいることがあります。また、年を経るごとにお口の状態が変化し、かみ合わせが徐々にずれてくることもあります。
このような状態を放置していると、インプラントに負荷がかかり続けていずれダメになってしまうので、定期的な検診が欠かせません。
糖尿病などの病状の悪化、交通事故などによる強い衝撃、または不適切な治療によって、トラブルが起こることもあります。
どのような原因でも、すみやかに歯科医師にご相談ください。放置すると抜歯を避けられなくなる場合もありますが、適切なリカバリー治療を早期に行えば、インプラントを残せる可能性が高くなります。