コラム
失った歯を補う方法とは?

こんにちは、院長の横林です。
大きすぎるむし歯、むし歯の再発、歯周病の進行…
出来るだけ歯を残す方法を考え日々診療にあたっていますが、残念ながら抜歯が適用になることがあります。
抜歯後に失った歯を補う方法には3つあります。(何もしない、を選択すれば4つでしょうか)
- インプラント
骨内に埋入、結合したインプラント本体に被せ物をすることで元の歯と同様の機能を取り戻す。
- ブリッジ
失った歯の両サイドの歯を使った連結した被せ物。必要な量削らないとできない、支台歯の状態によっては適用にならない。
- 義歯
バネ等を他の歯にかけて取り外しできるようにした入れ歯。固定式ではないため機能は落ちる。
等があります。各方法に関しては適用、費用、期間、リスクそれぞれ細分化されます。
今回は当院スタッフのケースで「1本の義歯を入れてみた」本人の感想をいくらかシェアしたいと思います。

右上第一大臼歯の欠損です(大きなむし歯による抜歯)
「いずれインプラントを入れようと思っている」そうなので一時的に1本の義歯を作成して使ってみるとのことでした。

シンプルなワイヤー(バネ)でひっかけるタイプの1本の義歯です。
義歯には
- 歯の部分
- 粘膜に接する床の部分
があり、実際に機能する部分に加えて構成要素が増えるため異物感が強く、「慣れ」に個人差があるのが特徴です。
今回の場合は、作成したその週から食事の際や勤務中まで特に問題なく使えているようで、歯科医療従事者ということもあり寛容な方の高いケースと感じました。
ただし、
- バネとピンクの間の部分からの食べ物の侵入
- 毎食後外して洗いたくなる
といった部分が本人曰く大きなデメリットだと感想を述べておりました。
今後も進展があれば記事にすることもあるかもしれませんね。是非またお読み下さい。
執筆者
プロフィール

横林 航佑Kosuke Yokobayashi
ほんだ歯科医院おおたかの森
歯科医師
当院では、患者さんお一人お一人を自分の家族や大切な人のように思い、より安心して良質な歯科治療を受けていただくために、ホスピタリティを重視しております。
その為にも常にスタッフと連携し、あらゆる面での改善に向けて励んでおります。
患者さんとの信頼関係を築きながら診療を進めてまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。










